すごく恥ずかしい話涙

なんてタイトルをつけるほどのことではないけれど、いくつか同じ質問がきたので、答えます。

「鏡先生は、読者が伝勇伝を古本で買うことをどう思ってらっしゃるのですか?」

という質問が、なぜか6通もきたので、答えます。

いやぁ、これに答えると、ちょっと鏡貴也せこいこと言ってんなーと思われそうなので嫌だったのですが、6通もきてしまったので、もう答えちゃいます!

えー、なんというか、僕的には読んでもらえさえすれば、すげーうれしいです。
図書館でも、立ち読みでも、古本でも、友達と貸し借りしても、読んでくれるのは本当にうれしいです。

だけど本音の部分では、ちょびっとだけ、ちゃんと本屋さんで新品を買ってほしいなぁ~
とかは、やっぱ思ってしまいます。

というのも、図書館や古本では、僕の本を買ったことにはならないので、編集部が
「おー鏡貴也の本売れたなぁ。じゃあ、もっとプッシュしよう」
ってことにはならないからです。
極端に言えば、売れなければ、次の本は出せなくなります。
そうじゃなくても、売れ行きがあがらなければ、ドラマガでの特集が減ったり、マンガにならなかったり、アニメにならなかったり、早期打ち切りになったりします。
逆に売れ行きがあがれば、特集が増えたり、マンガになったり、アニメになったりと逆の現象が起きます。

古本や図書館や立ち読みだと、売り上げがあがらないので、作家にとっては、不利になっていきます。
そのせいで、本がだせなくなってしまう作家さんも多いです。

だから本心を言えば、僕も新品で買ってほしい。

でもね。

でも、限りあるお小遣いを節約するためには、仕方ないよねぇとも、思うんです。

話によると、伝勇伝の新刊がでると、図書館では数十人待ちになってくれているそうです。
それだけ楽しみにしてくれている人が多いというのは、やはりうれしいです。

古本のほうも、
僕の作品が読みたいのに、何軒本屋を回っても売り切れで見つからなくて、それでも頑張って探したら古本屋にあって、我慢できずに買ったという話も聞きます。
これも、仕方ないと思います。
というか、これはこちら側が悪いですね。(うちの近くのかなり大きな本屋でも、ずっと3巻以降が売り切れだよ担当さん!)

そんな頑張って僕の本を探してくれて、読んでくれるっていうのは、やはり嬉しいです。

だからやっぱり、どんな形でも僕はみんなが僕の作品を楽しみにしてくれて、読んでくれるだけで、本当に嬉しいです。

だから、
「僕は古本で買ってしまったんですが、、、」
と、負い目を感じてメールをしてこなくてもいいです。
僕は古本でも、うれしいです。

でも!
ここからが、重要なお知らせ!

図書館や古本で買った人は、別に買いなおさなくていいから、宣伝してみない?(><)/
そして友達に新品を買ってもらおう!
本屋にないときは、注文をしよう!
注文って編集部的にすごい大事らしいよ!

って、ああもうほら、やっぱ話が宣伝っぽくなってきたじゃーーーん!(T□T)/

でもまあ、僕は気にしないよーっと嘘をついても仕方ないから、やっぱ、新品で買ってくれたら嬉しいな~っていうのが、答えです。

みんな、新刊からは、よろしくね!

ってことで、質問の答えでした~