伝説の勇者の伝説 〈6〉 シオン暗殺計画 (富士見ファンタジア文庫)
伝説の勇者の伝説 (6) シオン暗殺計画
シオン・アスタール。若くしてローランド帝国の王位に着き、急進的改革を行ってきた美貌の英雄王。彼はその業績とカリスマ性により、国民から圧倒的支持を受けていた。だがその反面、彼の存在をこころよく思っていない者もいる。それは、まだ正体を現さない反国王派貴族の黒幕や、急激に勢力をつけてきたローランドを危険視する近隣諸国の王族や、シオンに個人的恨みを持っている者などだ。そしてついに、最強の暗殺者がシオンに差し向けられた!はたして、いかなる敵がこの強硬手段に出たのか?激動のローランド帝国に、再び暗雲が立ちこめる!動乱の時代に生きる若者たちを描く、アンチ・ヒロイック・サーガ、第六弾。